今ってどんなWeb広告があるの?特長やメリット・デメリットをまとめてみた

こんにちは、社会に出て4ヶ月のグリです。

 

広告に関して何も知らない状態でWeb広告代理店に就職して4ヶ月。

その業務中に学んだWeb広告の種類を自分のメモがてら書き連ねていこうと思います。

 

Web広告と一言で言ってもその種類はたくさんあります。時代によって流行り廃りがあり、宣伝する対象によってもどの種類の広告が有効的になるかなど様々です。現在主流として使われている広告は9種類存在しています。

それぞれについて簡単に説明していきます。

 

純広告(ディスプレイ広告)

純広告(ディスプレイ広告)とはWeb媒体の広告枠を買ってそこに広告を表示させることの総称です。

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Yahoo!JAPANのサイトで上記のようなものを見たことがありませんか?そうです。それのことです。イメージで言うと電車の壁に広告ポスターが貼られているようなものです。

 

Yahoo!JAPAN以外にも、ニコニコ動画日本経済新聞など様々なメディアでこの純広告(ディスプレイ広告)が提供されています。

メリット

主要なメディアに掲載することになるので多くの人にリーチをかけることができます。ですので、広告として表示する内容に興味を持っていないユーザーに対して商品やサービスを知るきっかけづくりとして使うことができます。

また、期間を区切って広告枠を買い取るため、一定期間は確実に表示されるのがメリットです。

 

デメリット

一定期間、広告枠を買い取ることになるため広告出稿にかかる値段が多額の金額になってしまいます。

また、多くのユーザーに広告を届けることはできますが、そのユーザーは商品やサービスの検討初期ユーザーであることが多いのでリーチ数に対してのクリック率は低くなりがちです。

純広告(ディスプレイ広告)まとめ

めっちゃお金かかるけど沢山の人に見てもらえる!

リスティング広告

リスティング広告とは検索したときの検索結果ページに検索ワードに応じたページを掲載する広告のことです。検索連動型広告とも言います。

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上記の赤枠で囲っている部分がリスティング広告です。ページタイトルの下に広告と書かれているものはリスティング広告になります。その下に緑色で囲っている部分は通常の検索結果です。検索ワードを決めて出稿できます。

 

メリット

広告主が決めたワードで検索した時にのみ届けることができるのでユーザーのニーズが高い状態で広告を見せることができます。なので、クリック率がとても高くなる傾向にあります。

デメリット

特定のワードで検索したユーザーにしか届けることができないので、ブランドの認知拡大などには向いていない広告です。また、設定した検索ワードがニーズに合っていないと表示はされますがクリックに繋がることはないので無駄なコストとなる可能性があります。それを改善するために運用の必要があり、出稿すればそれっきりで済むディスプレイ広告に比べて工数が多くかかってしまいます。

リスティング広告まとめ

検討度が高いユーザーにはめちゃんこ刺さるけど運用大変だし認知拡大には向かないよ!

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告とは、広告媒体であるWebサイトを多数集めて「広告配信ネットワーク」を形成し、複数のWebサイト上で同時に広告を配信する手法のことです。

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Web上でブログや記事を見ている時上記のような広告が表示されていませんか?このブログでも記事の下に同じような広告が表示されているはずです。

アドネットワークはCookieなどの情報からユーザーがどういったことに興味があるのか、どういった人物であるのかを判断して特定のターゲットに広告を届ける手法です。

有名なアドネットワークを展開しているサービスとしてはGDN(Google Display Network)、YDN(Yahoo Display Network)などがあります。

メリット

最大のメリットは、ネットワークに参加しているメディアに対して一括で配信できることです。これにより広告主の負担が大きく削減されたらしいです。また、ターゲットを細かく設定できるため、本当に届けたいユーザーに対してリーチをかけることができます。

デメリット

複数のメディアに掲載できる一方、掲載するメディアを選ぶことができないため予期せぬメディアに広告が掲載される可能性があります。最近ではブランドセーフティ問題として取り上げられてきています。

SNS広告

SNS広告とはTwitterFacebookInstagramなどSNS上に表示される広告のことです。

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上記はTwitter上の広告でツイートの下部に「プロモーション」と書かれていることがわかります。この広告もアドネットワーク同様に詳細なターゲティングを行うことができます。SNSの媒体ごとに使用しているユーザー層が違うため広告の内容によって掲載するSNSを変更することが大切になってきます。Instagramでおじさん向けのお硬い雑誌の広告を出稿したとして、それに興味を持つユーザーはどのくらいいるでしょうか?今現在のInstagramユーザーの中では極小となるはずです。おじさんに向けるのであればFacebookなどビジネスマンが多く使うSNSに広告を出稿するなど媒体に応じた対応が必要になってきます。

メリット

SNSの利用状況から大まかなユーザー属性を特定できるため、そこから詳細なターゲティングを行うことができます。運用型広告であるため、特定のキーワードのクリック率が悪いとなった場合、別の層に向けて広告を出稿するなど状況に応じて俊敏に対応することができます。

デメリット

運用型広告であるため、運用にコストがかかることはデメリットになります。また、掲載する媒体によって存在するユーザーも変わってくるためSNSの特長をよく理解した上で出稿する必要があります。

SNS広告まとめ

すごい細かくターゲティングできるけど、出稿するSNSは考えよう!

 

記事広告

記事広告とはメディアに対して商品やサービスなどをそのメディアを運営している人が記事として投稿するものです。

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上記で赤い囲いをしているものが記事広告になります。記事広告の特長はその記事の記者さんに商品やサービスを媒体の雰囲気に合わせて書いてくれ、それが掲載されることです。

メリット

媒体記者さんが記事を書いてくれるのでその媒体の雰囲気に合った世界観のものを宣伝するときにとてもマッチします。また、商品やサービスを届けたいユーザーがその媒体によく訪れるならとてもいい広告になります。

デメリット

媒体に訪れたユーザーに対してはリーチを掛けることができますが、そうでない場合、流入元が限られるため多くの人に見てもらうことは難しくなります。

記事広告まとめ

商品やサービスを媒体の雰囲気に沿って紹介してくれるよ!


アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは成果型報酬広告とも呼ばれるものです。広告は通常、広告が表示される/クリックされるごとにお金が発生しますが、アフィリエイト広告は商品やサービスが購入されるごとにお金が発生します。

メリット

広告主としては商品やサービスの購入によってお金を払うことになるため、費用対効果がとても高くなるというメリットがあります。

デメリット

アフィリエイト広告を行うにあたって、ASPと呼ばれるアフィリエイト広告サービスを提供する代理店に対して初期費用と月額費用が必要になります。ですので、ランニングコストがかかってしまうことが欠点となります。また、望んでいないサイトに掲載される可能性があるのでブランドセーフティの面で考えた際に良くない結果になる可能性があります。

アフィリエイト広告のまとめ

費用対効果は高いけど長い目で見ないと成果は出ないよ!

メール広告

メールマガジンなど、企業側から登録しているユーザーに対して一斉に配信する広告のことです。

メリット

メリットは、サービスを登録しているユーザーに一斉配信できるので新製品の販売やキャンーペーンの告知などを多くの人に認知してもらえることです。また、細かなユーザー情報を持っていることが多いので、以前商品を購入した人に対して再度購入を促すようにメールを送信することもできます。

デメリット

多くの人に認知してもらえる一方、メールの開封率は低い傾向にあり、サービスに登録している人にしかリーチできないのでブランドを知らないユーザーに対しては情報を届けることはできません。

メール広告のまとめ

一斉にリーチできるけど第三者に届けたいときには向いてないよ!

 

まとめ

一言でWeb広告とくくっても多くの種類が存在しています。どんなユーザーにどんな内容を使えたいのかを考え、どの広告が効果的になるか考えることが大切になってきますね。

まだまだ浅い知識しかない中このブログを書いたので間違っていることや足りていないことなど多々あるかと思いますので「これ間違ってるよ!」などあれば是非コメントください。。。。

 

はじめてブログ

はじめまして!グリと申すものです!

 

社会人1年目としてWeb広告代理店に入社して早4ヶ月。

Webコーダーとして内定をいただき蓋を開けてみるとWebディレクターになっていました。

 

たった4ヶ月ですがめちゃくちゃに学んだこと、勉強することがたくさんありました。

そしてそれをアウトプットできる場所が欲しい!と思ってブログを始めてみようと思いました。

 

生暖かい目でお願いします。。。。。。